ヘアオイルの使い方は、髪の太さ・乾燥しやすさ・毛量によって変わります。細くて柔らかい髪は少量を毛先中心に、太くて広がりやすい髪や乾燥した髪は、量を調整しながら中間から毛先までなじませるのが基本です。
髪質によるヘアオイルの使い方の違い
| 髪質・状態 | 使う量の目安 | つける場所 | 使い方のポイント |
|---|---|---|---|
| 細い・柔らかい髪 | 少量 | 毛先中心 | 根元を避け、手に残った分だけ表面へつける |
| 普通の太さの髪 | 商品表示を基準に調整 | 中間から毛先 | 毛先から少しずつなじませる |
| 太い・硬い髪 | 少量ずつ追加 | 中間から毛先 | 内側にもなじませ、表面のつけすぎを避ける |
| 乾燥・広がりやすい髪 | 乾燥の程度に合わせる | 毛先から中間 | 乾いた髪への少量の追加で広がりを整える |
| 皮脂が気になりやすい髪 | ごく少量 | 毛先のみ | 頭皮や根元にはつけない |
量は商品によって異なるため、上の表は調整の目安です。最初から多くつけず、少量をなじませてから足すと、重さやベタつきを抑えやすくなります。
細くて柔らかい髪は少量を毛先だけにつける
細い髪や柔らかい髪は、ヘアオイルをつけすぎると髪が重く見えたり、ボリュームが出にくくなったりしやすい傾向があります。まずは毛先だけに少量をつけ、足りない場合に少しずつ追加します。
- ヘアオイルを手のひらに少量出す。
- 両手をこすり合わせ、手のひらと指の間に薄く広げる。
- 毛先を中心に、手ぐしを通すようになじませる。
- 手に残ったオイルだけを、髪の表面に軽くつける。
根元や前髪につけると、髪がぺたんと見えることがあります。前髪に使う場合は、直接つけず、手に残ったごく少量を毛先に触れさせる程度にします。
太くて硬い髪は中間から毛先までなじませる
太くて硬い髪は、毛先だけではオイルが行き渡らず、髪の内側が広がることがあります。毛先からつけ始め、必要に応じて髪の中間部分まで手ぐしでなじませます。
ただし、表面に一度に多くつけると、ツヤではなくベタつきに見える場合があります。毛束を少しずつ取り、内側からなじませてから、最後に表面を整えるとつけすぎを防ぎやすくなります。
乾燥して広がりやすい髪は「濡れた髪」と「乾いた髪」で使い分ける
乾燥や広がりが気になる髪は、洗髪後の濡れた髪に使う方法と、乾いた髪の仕上げに使う方法があります。濡れた髪にはドライヤー前のケアとして、乾いた髪には毛先や表面のまとまりを整える目的で使います。
ドライヤー前に使う場合
- タオルで髪の水分を押さえる。
- ヘアオイルを手のひらに出して広げる。
- 毛先から中間に向かってなじませる。
- 根元を避けてドライヤーで乾かす。
ヘアオイルをつけたからといって、ドライヤーの熱によるダメージを完全に防げるわけではありません。熱から髪を守ることを目的に使う場合は、商品に「ヒートケア」などの表示があるか確認し、使用方法に従ってください。
乾いた髪の仕上げに使う場合
乾いた髪には、毛先から少量ずつつけます。広がりが残るときだけ、手に残ったオイルを髪の表面へ薄く伸ばしてください。
乾いた髪に多くつけると、洗っていないような印象になりやすいため、1回で必要量をつけようとしないことがポイントです。
くせ毛やうねりがある髪はつける場所を分ける
くせ毛やうねりのある髪は、乾燥して広がる部分と、比較的まとまっている部分が混在することがあります。全体に同じ量をつけるのではなく、広がりやすい毛先や内側を中心に調整します。
髪が濡れている状態で使う場合は、こすらずに手のひらで挟むようになじませます。乾いた後に広がる部分には、少量を指先になじませてから、毛束を軽くまとめます。
ヘアオイルだけでくせやうねりそのものを変えることはできません。形を整えたい場合は、ヘアミルクやスタイリング剤など、目的に合う製品との使い分けも必要です。
髪質に関係なく避けたいヘアオイルのつけ方
- 乾いた髪に一度にたくさんつける
- 頭皮や根元に直接つける
- 手のひらで広げず、髪の一部分に集中してつける
- 髪全体に均一な量をつけようとする
- 商品に記載された用途や使用量を確認しない
頭皮につける前提の商品でない限り、ヘアオイルは髪の毛に使います。頭皮にかゆみ、赤み、痛みなどが出た場合は使用を中止し、症状が続くときは皮膚科などに相談してください。
自分の髪質に合う量を決める方法
髪質だけで使用量を決めきれない場合は、髪の長さ・毛量・ダメージの程度も合わせて考えます。同じ細い髪でも、毛量が多い人や髪が長い人は、少量を複数回に分けて使うことがあります。
- 商品に表示された使用量を確認する。
- 表示量より少なめに手に取る。
- 毛先から中間へなじませる。
- 髪の重さ、ベタつき、広がりを確認する。
- 足りない場合だけ、少量を追加する。
使用後に髪が重い、束になりすぎる、根元がぺたんとする場合は、次回から量を減らします。逆に毛先の乾燥や広がりが残る場合は、つける量を少し増やすか、毛先だけに追加します。
髪質別に考えるヘアオイルの使い方
細くて柔らかい髪は、毛先中心に少量、太くて硬い髪は中間から毛先まで少量ずつ使うのが基本です。乾燥や広がりが気になる場合は、濡れた髪にはドライヤー前、乾いた髪には仕上げとして使い分けます。
最初に行うことは、ヘアオイルを手のひらに少量だけ広げ、毛先につけて仕上がりを確認することです。髪の重さやベタつきを見ながら、必要な部分にだけ少しずつ追加してください。







